仕掛け編(8)
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今週はリクエストの多かった、ヤナギを巻いてみましょう。写真はクリックすると拡大します。 ここ数年かなり話題になっており、昨年のアユ専門誌にも「ヤナギ・チラシ特集」があったほどです。また、先日の国際つり博の際も、ヤナギの作り方のポイントなど、たくさんの質問を頂きました。 まずは基本の、ヤナギとチラシの区別からお話しましょう。ヤナギは2本の針が下を向いており、秋川でよく使われています。ヤナギの枝のように下に垂れ下がるので、このように呼びます。チラシは、上下に針先の向きを散らしているので、チラシと言います。一般的にヤナギは、秋川などのチャラやトロの多い中小河川で使われることが多く、チラシは、大河川・激流で使われることが多いようです。 ヤナギを使用するメリット等は、また別の機会に紹介するとして、さっそくヤナギ針を結んでみましょう。 材料 フジノナイロン パワークロス(組糸)、丸耳ハリ(ヤナギ用)[写真:イカリ材料] 作り方
以上のように、ヤナギ針はとても簡単に作れます。慣れると、1分で1本作ることも十分可能なので、練習してみてください。 ポイント解説
<本日の雑談> 犬の散歩がてら、小和田グラウンドから下流の高尾橋まで、川を見てきました。川鵜の被害と思われる、ハヤやウグイの固体数の少なさは相変わらずですが、川鵜対策で竹を丸ごと沈めていた淵や、エグレなど逃げ込むところがある場所は、ウグイが確認できました。漁協関係者の苦肉の策で、貴重な在来種である、ハヤやウグイなどが保護されたことに感謝します。 川の流れも石の色も、渓流が解禁になった今月から、急に輝きだしたように思えます。あと3ヶ月。夏場になればもっと水量が増し、現在の川からは想像もできないような、良い川に変貌するでしょう。 皆さんも機会があれば、冬枯れの減水した川を見てみてはいかがでしょうか?実際の川底の感じを目の前で見ると、「この石の裏側は砂があるからポイントにはならない」とか、逆に「いい石がびっしり詰まっているから、石裏のベストポイントだ」などと想像力が膨らみ、解禁に向けて楽しみが増えますよ。 |
ヤナギ材料 |
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ヤナギ1 |
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ヤナギ2 |
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ヤナギ3 |
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ヤナギ4 |
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ヤナギ5 |
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ヤナギ6 |
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ヤナギ7 |
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