あると便利な道具たち


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(写真はクリックすると拡大します)

1.クーラー


あると便利というか、もうこれも必須です。自宅の冷蔵庫でガチンガチンのロックアイスを作っておき、シート状の保令剤「テクニアイス」をかぶせておきます。途中のコンビニで飲物(当然ビールも)と食料を買い、クーラーに放り込んでおきます。

ビールは、クーラーのふたを開けた時の外気をシャットアウトするように、テクニアイスの下に置きます。そして12時、釣れても釣れなくても、この時間になると自然と仲間が戻ってきて昼食開始。テクニアイスのおかげでカキンカキンに冷えたビールを「プシュ、グビグビッ」と、真夏の太陽の下、至福のひとときを過ごすことができます。

さて帰り。私が持っている安物のクーラーでも、真夏の外気をシャットアウトしてくれるテクニアイスを氷にかぶせておけば、車の中の灼熱地獄においてあったクーラーの中の氷も大丈夫。釣った鮎をクーラーに入れ、氷の固まりをピックで砕き氷詰めにし、テクニアイスをかぶせればベストな状態で貴重なアユを持ち帰ることが出来ます。

2.手甲

鮎釣りは夏の釣りなので、どうしても日に焼けます。真っ黒に日焼けした顔や手は健康的で良いですが、最近私は皮膚癌が怖いので自衛策をとっております。 まず、必ず帽子と偏光レンズをする。それも帽子は目深にかぶる事によって直射日光にできるだけ当たらないようにします。帽子を目深にかぶると大分違いますよ。

そして、顔の他に皮膚を露出する部分といえば手の甲です。一日中竿を握り、真夏の太陽でジリジリと焼かれると、一回の釣行で真っ黒になってしまいます。帰ってから、仕事でお客さんの前に出るときなど、真っ黒な手の甲でものを指差すのが気が引けてしまう場合があります。

このように、私だけでなく日焼けで悩んでいる方がかなりいらっしゃる、ということを聞いたものですから、以前からお世話になっているフジノナイロンの社長に、手の甲の日焼け対策を相談しておりました。そして、今年の「国際つり博」に行った時、ブース内の陳列棚を見てみると、待ちに待ったものが飾ってあるではないですか。[写真:手甲(ユーコウ)]

手首から手の甲の日焼け止めとなり、そしてオトリ扱いやラインの取り扱いは素手でできるという理想的なグッズです。実際に手にはめてみると薄手のネオプレーン製のため、ピッタリとフィットし、なかなかすぐれものです (もともとは手の甲の保温用に製品化したようです。確かに3月の寒い日に渓流釣りに行った時、このユーコウをしていると保温性が良く、寒さを感じずに、快適な釣りができました)。

3.ラインカッター

[写真:ラインカッターと砥石]ベストにピニオンリールでぶら下げておきます。 ハリスの余分なラインをピチッとカット。爪切りの要領で、ワンタッチでラインカットができるため、一度使うと手放せなくなります。

4.砥石

やはり、ピニオンリールにつけてベストにぶら下げておきます。針先が少しでも痛んでいると思ったら、この砥石でシュッシュッと砥ぎます。目で見て分るほどの痛みだったら交換した方がいいですが、針先に対して常に注意することを心がける意味でも、砥ぐことを薦めます。砥石といっても高価な本当の砥石ではなく、金属製のシャープナーの方が良く砥げます。

5.根掛りはずし

[写真:根掛りはずし]ベストの中に入れておき、根掛りした際にスルッと伸ばし、腕を水中に入れることなく根掛りを外します。寒い時などとても助かります。 なお、根掛り外し自体は1mほどの長さなので、あまり深い所など、届かなければ外すことはできません。当然、ハナカンより下の部分に引っかけてからグイッと引かなければ、オトリアユの回収は出来ませんので水中を良く見て(ほとんどの場合「勘」ですが)、回収にあたってください。

(本日の雑談)

昨年の秋からまとまった雨が降らず、川底のいたるところに落ち葉や木の枝が堆積していましたが、先週の雨できれいに洗い流されました。石に付いた古い垢も流されたので、新垢が付く頃には、鮎の放流が開始され順調に解禁を向かえられることでしょう。

河川工事で流れが変わった所も、ある程度は自然の川底となり、ポイントが広がりホッとしております。[写真:グランド横][グランド下流] この写真を撮っている時、ぼうず会の仲間、同級生でもある市倉氏に聞いた話によると、多摩川の下流に例年のごとくたくさんの天然溯上鮎が堰にせき止められており、地元漁協の要請で150匹ほどくみ上げて、秋川に放流したそうです。堰がなければ、秋川でもこの時期、溯上アユが上流をめざし泳いでいる姿を見れるはずなので、非常に残念です。

何年か先には多摩川下流、すべての堰の魚道整備ができるそうなので、その時まで首を長くして、溯上鮎を待つ事にしましょう。

手甲

ラインカッターと砥石

根掛かりはずし

グランド横

グランド下流


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