番外編 ハイブリッド道志オープン


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さて、今回、もうひとつフライの話題。(写真はクリックすると拡大します)

昨日の宮下先生を囲んだ飲み会で午前様となったので、朝6時半に起きるのは少々きつかった。しかし、雲一つない晴天の中、真っ白い富士山を見ながら、8時半には山梨県の道志村に到着した。今日は友人のフライマン渥美さんがプロデュースして、本日オープンするフライ専用の管理釣り場「ハイブリッド道志」の記念式典が行われる日だ。

このフライエリアは、道志村漁協が自然の川を生かし、フライ専門のフィッシングスポットとして、昨年から渥美さんの協力を得て準備が進められ、本日のオープンに至った。管理事務所から上下1kmほどの自然の川に、ヤマメとイワナのみを放流し、天然に近い状態でコンディションのいいサカナを釣れるようにしてある。

また、料金も手頃に設定されており、男性3、000円、女性が2、000円だ。この料金のうち、1、000円は道志村漁協の入漁券になっている。

実は、これが最大の特徴となる料金システムのからくりで、この管理釣り場の料金を払うと漁協の日釣り券も同時に買ったこととなり、フライエリアから飛び出して上流に釣り上がってもいいし、下流にドンドン釣り下ってもかまわないというシステムになっている。

一般的な管理釣り場は、その管理釣り場の範囲だけというのが一般的なシステムなので、今回のハイブリッド道志は画期的なシステムを考えたといえる。

さて、式典は漁協の組合長さんの挨拶や山梨県漁連の丸山会長の祝辞などつつがなく行われた後、魚の供養等で神事を行った。「昨年もたくさん殺生をしてごめんなさい。今年も殺生してしまいますが、どうかお許しください」と全員で頭を下げて無事終了。

あれっ、取材陣の中に見慣れた顔。横塚さんはアユや渓流の専門誌「最先端の渓流釣り」などのシリーズで知られる有名なフィッシングライターで、私も横塚さんの本は毎年買って勉強(?)している。今年の「最先端のアユ釣り」は連休前に出版されるそうなので、今から楽しみだ。

さて、招待されたメーカーやマスコミ関係の現役バリバリフライマンが川に散り、試し釣りを開始。富士山から吹き降ろす風が恐ろしく冷たく寒かったが、プールや淵の尻では早くもライズが始まっていた。

小さ目のドライフライをキャストしたフライマンに即ヒット。落込みの下に移動してフックを外しリリースする。そして、別のフライマンにその場所を譲ると、また、即ヒット。4人が交代で同じポイントでヒットを繰返した。

釣ったサカナを見て、皆さん管理釣り場らしからぬ美しい魚体に驚いていた。

<道順>
津久井湖方面から道志村をめざし上流へ行く。両国橋、道志村小学校のさらに上流、都留方面の三叉路からもう見えます。



フライ専用エリア

供養礼祭

ヤマメがヒット

ご存知、横塚さん


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