ヒラマサ46匹!コブダイ8キロオーバー3連発!


茂木 陽一


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9月12日、今年3回目の久六島遠征。参加者はグルーパーボーイズの桜井、清水、塚田、そして私。岩手から小野寺、青森からマグラーズの土岐君、渋谷君の計7名。

この日の海はべた凪、潮もゆるいのでジギングは最高にやりやすかった。ただ本命のクロマグロはほとんど見られず、チャンスらしいチャンスは一度もなかったが・・・。

20〜25メートルラインでジギングを開始するとまもなくヒット。久々のヒラマサの引きを楽しんでいると、何と右も左も竿が曲がっている。大変なのは船長で、タモを持って船中駆けずり回っている。それでも間に合わず、手の空いているものがランディングの手伝いを。そして休むまもなく「ヒットー!」の声が、もうしばらくの間、船上は大混乱でした。

ヒラマサがよくヒットしたジグは、ハオリの35g、ヒラジグラの45gなど小さなジグが有効だった。ヒラマサのサイズは1.7〜2.2キロだったが、それでも引きは強烈。ジギングロッドを根元から曲げ、ドラグをジッジッと引きずり出していた。

あまりにも釣れるので、桜井、清水は記録を狙うんだと6ポンドラインなどを使い始めた。結果は二人ともすぐにゲット。桜井は「4ポンドでも簡単ですよ」なんて調子のいいことをぶつありさま。

そんなヒラマサが釣れ続く中、塚ちゃんにとんでもない魚が来た。一気に真下に竿を曲げ、ドラグを引きずり出す。ラインはPEの2.5号で、スプールを押さえながらのやりとりだ。糸は金属音を発している。ベテランの塚ちゃん、うまくやり取りして根をかわし、徐々に主導権を握り2分ぐらいで魚を浮かした。

「デッケー!」それは8キロを超す大きなコブダイ、ところがそれでは終わらなかった。なんと数分後、また塚ちゃんに大物がヒット。上がってきたのはまたまた8キロオーバーのコブダイ!あきれた周りのものは「友釣りだよ」と。そういえばよく似ているね。

「2度あることは3度ある」という諺があるけど、当たっちゃいました。今度はマグラーズの土岐さんにすぐそれとわかる魚がヒット。船長の差し出すタモに入ったのはまたしても8キロオーバーのコブダイでした。後で計ると3匹とも8.7キロ、三つ子だったのかな。

「もうこのポイントは終わり」と船長。それもそうだね。コブダイはかつて本州のあちこちで釣れたけど、今では8キロオーバーなんて幻のようなもの。こんなに釣れちゃ大事件だよね。

そしてクロマグロのナブラが立つのを期待して洋上をさまよったけど、まとまったナブラはついに一度も立たなかった。その間もジグを落とせばヒラマサの入れ食い、終わってみれば46匹の記録的な大釣果、いいのかなこんなに釣っちゃって・・・

次回は水深200メートルのタラジギングです。

秋田・能代・くろまつ丸(船長 加藤次郎)
TEL 0185−55−2277 FAX 0185−55−2828
URL  http://www.shirakami.or.jp/‾kuromatu/

塚ちゃんコブダイ連発

土岐さんにもコブダイ

清水君ヒラマサをゲット


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