「ヘラ専科」の取材で、新ベラ放流直後の「柳生フィッシング」に釣行した。 最高のロケーションで静かな釣りが楽しめる2号池に入り、はじめは12尺のロッドでセットの浅ダナを狙った。 打ちはじめ間もなくウキは動き、しっかりと強いアタリにはカタモノも混じった。ハリス寸法に変化を付けると突然調子は良くなり、35cmクラスの連発もあった。 その後は更に新ベラを狙うべく、15尺にロッドを変更して両グルテンで沖を狙うと、これが大正解だった。バラケを打つよりアタリは読みやすく、特に、なじみながらの「モゾッ」「チクッ」はそのほとんどが尺上の新ベラだった。 午後になってもこの時合いは続き、合計で70枚近く釣ることができた。また1時間とちょっとだけ、試しに底釣りもしてみた。すると上層の魚とは違った黄色味がかったカタモノで、引き味も最高だった。浅ダナから底釣りまで柳生の魚は魅力的だ。 <この日のポイント>