過敏性腸症候群の様々な治療法(東洋医学編)
過敏性腸症候群といっても様々あります。その中でも今回は、東洋医学の方法を紹介します。まずは、漢方薬です。漢方薬は過敏性腸症候群の場合にも、有効的な手段として知られています。
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というのも、漢方薬は様々な生薬を配合してつくられるために、症状自体に直接働きかける効果もあるからです。下痢や便秘を整えながら、内臓の調子を整えていくことなどができます。そして、過敏性腸症候群を6つ程度のタイプに分け、細かく病気に対処していきます。
デメリットとしては、時間がかかることです。漢方薬の多くは即効性がありません。風邪などの症状の場合は1日でも十分なのですが、半年から1年ぐらいかけてじっくり治すことがあります。そして、金額も月に13000円から20000円程度と比較的負担が大きいです。
次に、整体やカイロプラクティック、鍼灸、指圧を紹介します。東洋医学では、体全体を見ることが得意なだけでなく、心身が一体となっている考えがあります。そのアプローチ方法が非常に多岐にわたります。
そして、どれが正しく間違っているかはありません。たくさんの治療法があります。整体であれば、骨のバランスを整える、カイロなら脊椎を整える、鍼灸なら経絡のツボを針やお灸を通して整える、指圧にも種類がたくさんありますが、多くは経絡のなかのツボを押して整える方法です。
最後に気功について紹介すると、気功といっても非常に多岐にわたります。たとえば、気を流すだけで体の調子を整える方法から、指圧と同じようツボを指圧してから、ツボに気を流し、正常な状態へ戻す方法、ストレスが強い方なら、気を入れながらストレスを抜く方法です。
そして、私が思うことは【どの方法が一番いい】ということではなく、【どんな人に診てもらいたいか】が重要と思います。どんな人がいいかを2つにわけると、【技術】と【人柄】です。指圧でもカイロでも鍼灸でも技術を要す仕事ですので、技術により雲泥の差があります。そのために、どれが一番いいかは本当に一概には言えません。そして、次に大切なことは【人柄】です。やはり、人間同士で、相性があります。
どんなに技術をもっていても相性が悪ければ効果は非常に弱くなります。これは科学的にみても脳波のレベルで証明されています。私が主催している気功セミナーの講師である樋渡先生も今まで見た中でもしも自分を見てもらうとすると、技術を持っていても【人柄】がなければ見てもらいたくないし、効果は弱くなるとおっしゃられています。
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