過敏性腸症候群のタイプ 脾腎陽虚証のツボ
過敏性腸症候群でも東洋医学や漢方の見方ではタイプは様々ありますが、脾腎陽虚証は足腰が冷えてだるくなったり、疲れによって様々な症状が引き起こされてしまうタイプの過敏性腸症候群です。
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このような方に効くツボを紹介します。ツボは位置が変わるので、必ずしもそこにあるわけではないのですが、あまり神経質にならずに押したらよくなりイメージをもちながら押してください。
まずは、足三里というツボを紹介します。このツボは中国でも内科疾患に最も多用され有名なツボです。
位置の取り方は色々あるのですが、膝を立てて、膝の外の小さな丸い骨の下にある筋肉の筋に沿って、押していってください。押していって痛いか気持ちいいと感じたならそこがツボです。昔の人は、そこにお灸をして食あたりや水あたりの予防をされたみたいです。
次に、中完(実際には、完は『月完』という字です。)おなかの中心という意味です。そして、ツボの位置も「みぞおち」と「おへそ」のまん中にあります。
細かい位置を気にせずに中心だけ意識して、真ん中と思うところを力を抜いておしてください。
無理に押すと内臓が詰まっているおなかの場合はあまりよくありません。そして、中完の効果は弱った胃腸の働きを整え、胃腸の機能を高める効果があります。過敏性腸症候群の疑いのある場合は、どのような場合でも効果的なツボの一つです。
そして、最後に、関元というツボを紹介します。これはおへその下、6、7センチあたりで指の幅4本分ぐらいでちょうど小指から人差し指のぐらいの幅あたりのところにあるツボです。
元気を作り出す源だといわれて、臍下丹田で腹式呼吸の際にこの位置を意識するだけでも症状が軽くなることもあります。
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