過敏性腸症候群を気と血で考える
過敏性腸症候群という疾病を気と血という視点を持って、紹介していきます。気と血は気功などの東洋医学の考え方です。
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血から紹介していきます。血は、あたりまえなのですが、血液を循環し、体全体に栄養を送り込みます。血が不足する状態を血虚という状態です。
この状態での過敏性腸症候群の症状は、顔色がさえなく、クチビルや目や舌の淡い色になっていて、動悸、息切れなどを起こします。つまり、血の循環がうまくいっていないと考えられています。
ほかには、気の不足という状態があります。これを気虚と呼びます。気とは英語で言えば、エネルギーと(もちろん若干違いはありますが、)考えていただくとイメージしやすいかもしれません。たとえば、この状態は、疲労倦怠感があり、免疫力も低下して風邪を引きやすい状態です。
ほかにも、汗をかいたり、食欲不振に陥ります。過敏性腸症候群の症状では、下痢になると考えられています。
気が不足しているのではなく、気の流れの滞りがある方もおられます。そのような方はイライラしたり、憂うつ感を感じるなどの症状が現れます。
過敏性腸症候群の症状では、ガス型の症状が非常に多くあらわれ、膨満感を感じたり、おならが多くなってしまうなどの症状になります。
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