過敏性腸症候群のタイプ 脾虚肝乗証のツボ
過敏性腸症候群でも東洋医学や漢方の見方ではタイプは様々ありますが、脾虚肝乗証は疲れるとイライラするタイプの過敏性腸症候群です。このような方に効くツボを紹介します。ツボは位置が変わるので、必ずしもそこにあるわけではないのですが、気楽にやってください。
スポンサードリンク
まずは、足三里というツボを紹介します。このツボは中国でも内科疾患に最も多用され有名なツボです。位置の取り方は色々あるのですが、膝を立てて、膝の外の小さな丸い骨の下にある筋肉の筋に沿って、押していってください。
押していって痛いか気持ちいいと感じたならそこがツボです。昔の人は、そこにお灸をして食あたりや水あたりの予防をされたみたいです。
次に、中完(実際には、完は『月完』という字です。)おなかの中心という意味です。そして、ツボの位置も「みぞおち」と「おへそ」のまん中にあります。細かい位置を気にせずに中心だけ意識して、真ん中と思うところを力を抜いておしてください。無理に押すと内臓が詰まっているおなかの場合はあまりよくありません。
そして、中完の効果は弱った胃腸の働きを整え、胃腸の機能を高める効果があります。過敏性腸症候群の疑いのある場合は、どのような場合でも効果的なツボの一つです。
そして、最後に行間は足の親指と人差し指の間から、それらの指の根元の骨がまじわるところを押してみてください。位置は細かく気にせず痛いところや気持ちいいところを押していただければ結構です。ツボに関してのコツは正しい位置にこだわらずあたりを押してみることです。
失敗してもタダなので、あまり正しいツボというものを意識しすぎて、リラックスできなければ本末転倒ですし、過敏性腸症候群に大敵なストレスを増えてしまっても仕方がありません。
ツボにお灸をしてもらってもかまいませんし、ピップエレキバンをしてもらってもかまいません。
スポンサードリンク
サイト内関連記事
- 過敏性腸症候群のタイプ 脾虚肝乗証の症状
- 過敏性腸症候群でもタイプは様々あり、その中の一つが脾虚肝乗証というタイプです。 ......
- 過敏性腸症候群のタイプ 脾虚肝乗証に処方する漢方薬
- 過敏性腸症候群の中でも脾虚肝乗証という漢方の分類の方は、疲れるとイライラしてしま......