薬と漢方薬の違い
過敏性腸症候群で悩んでいる人の多くは便秘薬が欠かせない人が多いのではないでしょうか?
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しかし、便秘薬の効き目は便を出すことであり、根本治療には至らないという現実があります。特に、ただの便秘ではなく、過敏性腸症候群は、便秘と下痢などが複雑に絡み合っているので、表面的な症状をどうしても仕方がないのが現状です。
根本治療という面ではやはり、東洋医学のように全身を包括的に俯瞰しながら治療していくことが大切だと思います。漢方薬は下痢だからといって、下痢を止めるのでないし、便秘だからといって便秘を緩和させるという対症療法をとりません。そのかわりに、根本を明らかにしていきます。
たとえば、過敏性腸症候群ですい臓が弱っているなら、この漢方薬、同じ過敏性腸症候群でも胃が弱っているならその漢方薬、そして胃が弱くても体格が小さい人にはこんな薬という風に全く変わってきます。
もちろん、場合によって便秘がひどい人、下痢がひどい人などを緩和すると、過敏性腸症候群でも人によって症状に強い悩みがありますので、対症療法的な配合をした漢方薬を処方することもあります。
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