過敏性腸症候群にはオーダーメイドで・・

過敏性腸症候群の場合は、症状が様々です。それら個々の症状や体質を細かく分析し、それにあわせて治療法を決めていくのが、漢方の考え方です。そして、こういった治療法を弁証論治といいます。

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これが、漢方の特徴であり、強みであります。

過敏性腸症候群の場合は特に非常に様々な症状により飲む薬なども全く違いますので、分析が必要なのです。過敏性腸症候群といっても漢方の場合は、6タイプにわかれています。

これらが複雑に絡み合っている場合、このタイプのいずれにも属さない場合もあります。

イライラやゆううつなど精神的な症状が多い肝脾気滞証、疲れるとイライラが来る脾虚肝乗証、疲れやすい状態である脾胃気虚証、手足やお腹の冷えがある脾胃陽虚証、足腰のひえがひどい脾腎陽虚証、ベトベトのうんちが出る脾胃湿熱証とわかれています。

つまり、下痢で苦しむ人、便秘で苦しむ人、下痢と便秘が交互の人、お腹が冷える人、張って痛む人、シクシク痛む人など性質によって出す漢方薬も変わってきます。ただ、脾臓というのはあまり必要ではないといわれている臓器です。それについては次回!!

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